インディアンス右腕カラスコ、強烈ライナー顔面直撃で病院搬送

[ 2015年4月15日 16:56 ]

打球を受けて倒れるインディアンスのカルロス・カラスコ投手 (AP)

ア・リーグ インディアンス1―4ホワイトソックス

(4月14日 クリーブランド)
 インディアンスのカルロス・カラスコ投手(28)が14日に行なわれたホワイトソックスとの試合で打球を顔面に受けるというアクシデントに見舞われた。

 この試合で先発したカラスコは初回、無死一塁の場面でカブレラと対戦。カラスコが4球目に投じたチェンジアップをカブレラはしっかりとバットの芯でとらえると、打球はマウンド方向に一直線。

 しかし、カラスコはこの速いライナーに対応しきれず、わずかにグラブをかすめた打球は同投手の顎に直撃。その場でうつぶせに倒れ込んだまま動かないカブレラの姿に観客は凍りつき、選手たちは頭を抱えた。

 その後、カラスコはトレーナーに肩を抱えられながらカートに乗って試合を退き、検査のためクリーブランド市内の病院へ搬送された。

 結局、大惨事には至らなかったようで、試合後にフランコナ監督は「X線とCTスキャンの検査に異常はなかった。ひどいあざがあるだけで本当に幸運だった」とカラスコの状態についてコメント。カラスコ自身も検査後に球場へ戻ったという。

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