球団ワースト開幕15戦3、4、5番不発…原監督「そろそろ」一発予告

[ 2015年4月15日 06:30 ]

練習後、笑顔で引き揚げる原監督

セ・リーグ 巨人-DeNA(雨天中止)

(4月14日 横浜)
 巨人・原監督が、本塁打攻勢による逆襲を予告した。DeNA戦が雨天中止となり、横浜スタジアムの室内練習場で打撃練習を見守った指揮官は「(今季は)全体的に長打と本塁打が少ないよね」と指摘した上で「一生の中で(本塁打を)打つ本数は決まっているらしいから、そろそろ出るよ」とニヤリと笑った。

 開幕前には自ら「水鉄砲」「紙鉄砲」と自虐的に命名していた打線の低調ぶり。特にクリーンアップは15試合を消化して本塁打はゼロと、2リーグ制以降の球団ワースト記録を更新中だ。川相ヘッドコーチは現状打破に向けて「球種を決めて、絶対に仕留めると強い意志を持って振ると相手も嫌。思い切って自分のスイングをすることが大事」とあらためてフルスイングの重要性を説いた。

 ≪1リーグ時代最長は38試合≫巨人は開幕15試合を消化して3~5番のクリーンアップトリオの本塁打が1本もない。2リーグ制後、巨人の先発3~5番が開幕から10試合以上本塁打0を続けたのは56年10試合、62年12試合、82年10試合、12年11試合に次いで今季は5度目で、最長の不発記録になっている。1リーグ時代の最長は46年に記録した38試合。

続きを表示

この記事のフォト

2015年4月15日のニュース