上原、今季初登板で初セーブ クリーンアップを3者凡退斬り

[ 2015年4月15日 10:38 ]

故障者リストから復帰し、1点差の9回に今季初登板。三人斬りで勝利に貢献し、右手拳を突き上げるポーズを見せる上原浩治

インターリーグ レッドソックス8―7ナショナルズ

(4月14日 ポストン)
 米大リーグ、レッドソックスの上原浩治投手(40)が14日(日本時間15日)、ポストンで行われたナショナルズ戦の9回に今季初登板、1回を無安打無失点2奪三振で初セーブを記録した。

 上原は8―7と1点リードの9回に5番手でマウンドへ。先頭の3番・ハーパーを空振り三振、続くR・ジマーマンには甘くなったスプリットを左翼ポール際に運ばれ、ひやりとする場面もあったが、ファウルとなり、結局左直に。最後はロビンソンに対し、5球すべて外寄りのスプリットを続け空振り三振に仕留めた。上原は今季初セーブを手にするとガッツポーズし、チームメートとハイタッチを交わして喜んだ。

 左太腿裏の張りで故障者リスト(DL)入りして開幕を迎えた守護神は、13日に合流したばかりで鮮やかに復活。レッドソックスはチームは開幕3カード続けて勝ち越し、今季6勝2敗、その勢いは加速しそうだ。

 田沢純一投手(28)は8回1死から4番手として登板。打者3人に対し1安打1奪三振で無失点。今季4試合目でまだ防御率0・00を継続中だ。

 ▼上原の話 好結果が出たので良かった。今はほっとしている。きょうは負けていてもいく気でいたので、気持ちを切らずに試合には冷静に入れた。

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