西武特急止めた!工藤監督抗議実った!ソフトBが逆転勝ち

[ 2015年4月3日 18:17 ]

<西・ソ>8回走者一掃の逆転適時二塁打放った高谷(手前)をイニング後にベンチ前で抱きしめる工藤監督

パ・リーグ ソフトバンク7―3西武

(4月3日 西武プリンス)
 西武特急止めた!ソフトバンクが逆転勝利。西武の開幕連勝を5でストップさせた。

 西武黄金期を支えた田辺、工藤の指揮官対決第1ラウンド。工藤監督の熱血抗議が勝利をつかみ取った。ソフトバンクは先発の摂津が立ち上がりの制球に苦しみ、3者連続四球の押し出しと犠飛で初回に失点を許す。3回にもメヒアにソロを浴びたが、その後は粘りの投球で7回を3失点とまとめた。

 打線は6回に長谷川と松田の適時打で反撃ののろしを上げる。8回1死一塁、李大浩の中前への飛球を中堅・秋山がワンバウンドでキャッチ。一塁走者の内川が二塁封殺となり、工藤監督が審判団に猛抗議。指揮官の勝利への執念が選手に伝わり、その後2死満塁の好機で高谷が右中間へ走者一掃の逆転タイムリーを放った。

 9回には内川の2点適時打で西武を突き放し、開幕投手の摂津に1勝をプレゼントした。

 西武は先発の牧田がテンポの良い投球で7回2失点と力投したが、中継ぎの増田が背信投球。8回2死満塁で高谷に適時3点打を打たれた。

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