ソフトB松田10回サヨナラ弾 抱き合った工藤監督「イメージあった」

[ 2015年4月3日 09:33 ]

<ソ・オ>10回1死、サヨナラ本塁打を放った松田(右)と抱き合って喜ぶ工藤監督

パ・リーグ ソフトバンク5-4オリックス

(4月2日 ヤフオクD)
 多少リードを許してもソフトバンクの強力打線には関係なかった。2―4で迎えた7回にしぶとくつないで同点に追いつくと、延長10回1死走者なしで松田が2試合連続となる2号本塁打で今季初のサヨナラ勝ち。

 工藤監督と抱き合った殊勲の背番号5は「打った瞬間、サヨナラと思った。監督がベンチで一生懸命なので本当にうれしい」と声を弾ませた。6回は2死満塁の絶好機を逃したが7回1死二塁から好調の中村晃が右前適時打。さらに安打と四球で1死満塁と好機を広げると、主将を務める内川の執念の犠飛で流れを引き戻した。

 初めて味わうサヨナラ勝ちに「イメージはあった。その通りに打ってくれた」と工藤監督。これでチームは初めてのカード勝ち越しで、開幕から3勝3敗の五分に戻した。松田は「これで勢いをつけたい」と意気込み、3日から開幕5連勝中の首位西武の敵地に乗り込む。

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