巨人・小林「開幕スタメン」狙う 1000万円増、正捕手目指し闘志

[ 2014年12月17日 05:30 ]

来季の目標「日本一」を色紙に書いた小林

 巨人・小林が都内の球団事務所で初の契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸2500万円でサインした。「凄い高い評価をいただいた」と笑みを浮かべ、来季に向けて「開幕スタメンで出られるように準備したい」と決意表明した。

 今季は新人ながら開幕からシーズンを通して1軍に登録され、出場63試合で、打率・255、2本塁打、14打点。11月の日米野球では侍ジャパンのメンバーにも選出された。自慢の強肩で盗塁阻止率・417(12回盗塁を試みられ5回阻止)を誇り、リーグ平均の・263を大きく上回った。セ・リーグのシーズン歴代最高は93年にヤクルトの古田が記録した・644。「高い阻止率で走らせないことが大事。そこは目指していきたい」とさらなる高みを目指す。

 来季は阿部が一塁手に転向し、ヤクルトからFA移籍した相川らと正捕手の座を争う。「競争にしっかり勝って100試合以上は出たい。来季は必ず日本一を奪回したい」と言い切った。

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