FAのカブレラがブルージェイズとの再契約を嫌う理由とは…

[ 2014年11月29日 11:20 ]

<ブルージェイズ・ヤンキース>初回、先頭のカブレラに右中間本塁打を許す田中
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 ブルージェイズから今オフにフリーエージェント(FA)となっているメルキー・カブレラ外野手(30)はここ4年で3割を3度マークしているスイッチヒッター。田中将大のメジャーデビュー戦で最初に対戦した打者となり、その打席で先頭打者本塁打を放ったこともあり、日本のファンにもインパクトを与えた。守備でも外野はどこでも守れる器用さがあり、球団としては何とか再契約に漕ぎ着けたいところだが、意外な理由でその雲行きが怪しくなってきた。

 ブルージェイズは17日にパイレーツからカブレラと同じくFAとなっていた捕手のマーティンと5年総額8200万ドル(約95億円)で契約合意。これにより金銭面で余裕がなくなり、カブレラとの再契約が厳しいのかと思いきや、人工芝が問題ということが分かった。

 ブルージェイズの本拠地であるロジャーズ・センターは今やメジャーでは珍しい人工芝の球場。米メディアによると、カブレラはこの人工芝でのプレーを嫌っているとのこと。05年にヤンキースでメジャーデビュー以来、渡り歩いた4球団の本拠地はすべて天然芝の球場だったが、昨年からプレーする5球団目の本拠地とは相性が合わなかったようだ。

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2014年11月29日のニュース