春夏甲子園8度出場の北照監督 部員に平手打ちで処分

[ 2014年11月29日 05:30 ]

 北海道小樽市の北照高校は28日、硬式野球部の河上敬也監督(55)が9月に部員2人に平手打ちする体罰を加えていたことを明らかにした。部員にケガはなかった。同校は河上監督が1981年に就任して以降、甲子園に春夏通算で8回出場している強豪校。

 北照高は25日から同校特任講師の河上監督を停職3カ月、野球部への指導停止1年の処分とした。北海道高校野球連盟にも事実関係を報告した。

 北照高によると、河上監督は9月上旬、遠征先と同校のグラウンドで部員の頭や頬を叩いた。別の生徒の保護者が10月に同校に報告、監督は体罰を認めているという。

 田中基裕教頭は「生徒や保護者に申し訳ない。二度と起きないよう再発防止に取り組む」と話している。北照高では昨年6月にも、スキー部の監督だった男性教諭の体罰が発覚していた。

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2014年11月29日のニュース