弟は砲丸投げ選手!ヤクドラ2風張 20年東京で“兄弟共演”だ

[ 2014年11月29日 05:30 ]

仮契約を終えて笑顔の風張(左)と八重樫スカウト(中央)、鳥原スカウト

 ヤクルトにドラフトで2位指名された風張(東農大北海道オホーツク)が、北海道網走市内のホテルで契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。

 北の大地から東京に乗り込む最速152キロ右腕は「チャンスがあれば新人王を狙いたい。先発なら2桁勝利、中継ぎや抑えなら40、50試合は投げたい」と意気込んだ。

 6年後に大きな目標がある。2020年。東京での「兄弟共演」だ。岩手・水沢第一2年の弟・鼓太郎は陸上砲丸投げで先月の日本ユース陸上で7位入賞。20年の東京五輪出場を目指している。会場は兄が本拠地とする神宮に隣接する国立競技場。「互いに頑張って注目されればうれしい」と風張は力を込めた。今月の明治神宮大会では1回戦で右太腿裏を痛めたが、来週からは走り込みを再開。「2月までにしっかり体をつくりたい」と目を輝かせた。

 ▼ヤクルト・真中監督(風張の右太腿裏痛について)まず故障を治すことが先決。間に合えばいいが、(春季キャンプが始まる)来年2月の最初に合わせることはない。

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2014年11月29日のニュース