田村 サヨナラ賞に笑顔「チャンスでは打ちたい。1割台ですけど」

[ 2014年9月10日 16:27 ]

 最も印象深いサヨナラ打を放った打者を表彰する「スカパー!サヨナラ賞」の8月受賞選手に選出されたロッテ・田村龍弘捕手(20)が会見で喜びを語った。

 「このような賞を頂き、本当に光栄です」

 田村は8月19日のオリックス戦(QVCマリン)で3―3の9回2死二塁からサヨナラ打。それまで3打数無安打で、その打席も1ボール2ストライクと追い込まれながら、しぶとく中前にはじき返した。

 「あの時は代打を送られると思っていたけど、伊東監督にそのままいけと言われて。何とか食らいついていこうと思った。打った瞬間は頭が真っ白になって、本当にサヨナラ打を打ったのかなと。あまり覚えていない」

 スタメンが増えている若武者は「勝負強いかどうか分からないけど、ほとんど打てていないのでチャンスでは打ちたい。打率1割台ですけど、チャンスではいつも以上に集中して打席に入っている」という。

 年間大賞は「考えている余裕はない。1試合1試合、必死に頑張ることが大事」と控えめで、今後に向けては「まずは守備をしっかりやりたい。1点をしっかり守っていけるようなリード、配球をして、チームが勝つことを考えてやりたい」と意気込んだ。

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2014年9月10日のニュース