前向きな言葉並べるマー君「すべてのボールが数段上がったかな」

[ 2014年9月10日 11:23 ]

実戦を想定した打撃練習に登板し、マーフィー捕手と話すヤンキース・田中

 右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(25)は9日、ニューヨークのヤンキースタジアムで実戦を想定した打撃練習に登板し、44球を投げた。投球練習を終えた田中は戦列復帰への手応えをつかんだ様子で、前向きな言葉を並べた。

 ―投げた感触は。

 「すべてのボールが精度を含めて数段上がったかな、という感じ。投げている感触が試合レベルのものになってきた」

 ―復帰への過程は。

 「おそらくもう少し今日みたいな(実戦を想定した)形で球数を増やしてから(メジャーでの)試合になると思う」

 ―マイナーでのリハビリ登板を経ずにメジャーに復帰することになる。

 「その辺は割り切ってやるしかない」

 ―右腕のトレーニングがうまくいったのか。

 「1週間の(調整の)時間もらって、それがいい結果として出た」

 ―フォーム的に手応えはあったか。

 「比較的安定して投げられた。まとまっていた。安打性の当たりを打たれなかったので、力強さも出てきた」(共同)

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