49歳・山本昌5回無失点 最年長出場記録を64年ぶり更新

[ 2014年9月5日 19:56 ]

<中・神>先発した中日・山本昌

セ・リーグ 中日―阪神

(9月5日 ナゴヤD)
 中日・山本昌が5日の阪神戦(ナゴヤD)で今季初の先発登板。8月11日に誕生日を迎え49歳0カ月での出場となり、1950年に浜崎真二(阪急)が記録した48歳10カ月を抜いて、プロ野球の最年長出場記録を64年ぶりに更新した。

 山本昌は初回、先頭・上本に中前打を許し1死三塁とされたが、鳥谷を二ゴロに打ち取り本塁封殺。続くゴメスを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。2回以降、毎回走者を背負いながらも、130キロ台の直球に変化球を織り交ぜた熟練の投球で後続を打ち取り、5回まで5安打無失点。味方打線が4回に2点を先制し、勝利投手の権利を手にして降板した。

 球界最年長の山本昌は84年に神奈川・日大藤沢高からドラフト5位で中日に入団しプロ31年目。昨季まで576試合に登板し、218勝164敗5セーブの成績を残している。

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2014年9月5日のニュース