上甲正典監督死去で教え子のヤクルト・岩村「もっとしかってほしかった」

[ 2014年9月2日 18:30 ]

2013年4月、第85回選抜高校野球大会で決勝進出を決め、笑顔の上甲監督

 高校野球の監督として2度のセンバツ優勝を果たした済美(愛媛)の監督、上甲正典(じょうこう・まさのり)氏が2日午前、胆道がんのため死去したことに、関係者からは悼む声が相次いだ。

 宇和島東で上甲監督の指導を受けたヤクルトの岩村明憲内野手は「後の人生でたくさんの大切なことを教えていただいた。もっとしかってほしかった」とコメント。04年に選抜大会を制した済美のエース、広島・福井優也投手は「監督がいなかったら、今の僕はない。高校3年間で人間的にも成長させてもらった」と言葉を絞り出した。

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