稲葉引退発表 目を潤ませる栗山監督 中田「最後は笑顔で」

[ 2014年9月2日 17:42 ]

 日本ハムの稲葉が現役引退を発表してから約2時間後、ベンチから練習を見つめる栗山監督の目は潤んだままだった。初めて公式戦で指揮を執った2012年の開幕戦が頭をよぎり「初戦2番で行って…」と頬に涙が流れた。

 42歳のベテランを慕う中田は「みんな残り試合に臨む気持ちが変わった。最後は笑顔で送り出したい」と力強く話し、主将の大引も引退を聞いて「野球への取り組み方が変わったのは事実」と上位進出へ一層気持ちを引き締めた。

 3日の楽天戦に登板する大谷は「まだ3位だがいい位置にいる。一試合でも多く、思い残すことなく一緒に戦いたい」と貪欲に勝利を目指す。

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2014年9月2日のニュース