侍ジャパン女子代表 14点コールド発進 打者16人一挙12点

[ 2014年9月2日 05:30 ]

<日本・豪州>2回、先制打を放った日本・六角(右)は金とハイタッチ

 第6回IBAF女子野球ワールドカップ(国際野球連盟主催、スポーツニッポン新聞社など協力)が1日、宮崎で開幕し、開会式と1次ラウンド4試合が行われた。侍ジャパン女子代表(マドンナ・ジャパン)は初戦のオーストラリア戦で14―0の5回コールド勝ち。4連覇に向けて好発進した。2日は香港と対戦する。

 マドンナ・ジャパン打線が初戦から爆発した。火付け役は10年の4回大会でMVPと首位打者に輝いた六角だ。2回1死満塁から「後ろにつなごうと、バットを短く持ってコンパクトに振った」と左前に先制適時打。その後、相手投手陣の制球難に乗じ、5度の押し出し四球などで6点を追加すると、なおも2死満塁から主将・志村が左翼線に走者一掃の適時二塁打を放った。六角もこの回、2本目となる左翼線適時二塁打。打者16人の猛攻で一挙12点を奪った。

 大倉孝一監督から30日に先発を言い渡された矢野は3回3安打無失点。大役を果たした右腕は「初戦は大事なので思い切って腕を振っていこうと思った」と胸を張った。大勝発進に指揮官は「結果的に14点入ったが、最初の1点、2点を続けて取れたのが大きい。この試合を取れたので3連戦を計画通りに進められる」と笑みをこぼした。

 ▽1次ラウンドA組 (1日 サンマリン宮崎)
オーストラリア 0 00 00―0
日 本 0120 2X―14

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