オリックス逃げ切り!金子7回2失点粘投で7勝目 楽天自力V消滅

[ 2014年7月3日 21:28 ]

<オ・楽>力投するオリックス先発の金子

パ・リーグ オリックス7―4楽天

(7月3日 京セラD)
 オリックス先発の金子が7回で9安打を浴びながら2失点と踏ん張り、自身5連勝で今季7勝目を挙げた。楽天はジョーンズを来日後初の右翼でスタメン起用するなど、この日も大久保監督代行が“デーブ流采配”を振るったが連勝はならず、自力優勝の可能性が早くも消滅した。

 初回に1点を先制されるもその裏に平野恵の左二塁打から1死三塁とし、ヘルマンの中前適時打であっさり同点。続く糸井の左前打に足を絡めて1死二、三塁とすると、ペーニャの左犠飛で勝ち越しに成功した。なお2死二塁からT―岡田も中前適時打で続き、3―1とリードを広げて金子を援護した。

 1点差に迫られた5回にはヘルマン、糸井の連続適時打とペーニャの5階席手前の看板まで届く特大の18号2ランで4点を加えて突き放した。

 楽天は先発の辛島が5回途中8安打6失点と踏ん張れず8敗目を喫した。1、2番に松井稼、森山を起用するなど前日から4人を変更した打線は、6回まで毎回得点圏に走者を進めるなど12安打を記録。9回にはジョーンズの適時打などで3点差に迫ったが、最後はオリックスの守護神・平野佳に抑えられた。

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