星野監督 不整脈でベンチ裏治療、試合中血圧165も

[ 2014年5月27日 05:30 ]

<ヤ・楽>星野監督の休養を発表する立花球団社長(左)

星野監督 腰痛悪化で休養

 【星野監督と体調不良】

 ☆頸椎(けいつい)挫傷 中日監督時代の87年5月13日に乗車していた車がトラックに追突され、頸椎挫傷で全治10日間の診断。しかし、ベンチを外れることはなかった。

 ☆不整脈 阪神監督1年目の02年3月30日の巨人との開幕戦(東京ドーム)で不整脈に見舞われ、6、7回の2イニングはベンチ裏でトレーナーが応急処置。3―1で勝利したため、試合後は周囲の制止を振り切って完投した井川と抱擁。インタビューにも答えた。

 ☆胃痛&高血圧 阪神時代の03年7月27日の中日戦(ナゴヤドーム)の初回途中、ベンチ裏でおう吐。血圧も165まで上がり、トレーナーが1時間40分にわたって治療。5回途中から復帰したが、体調不良を理由にこの年限りで勇退。

 ☆座骨神経痛 楽天監督1年目の11年、久米島での春季キャンプでは腰痛を理由にノックを封印。翌12年には田中(現ヤンキース)らを相手に初ノックを披露したが、昨年の日本シリーズ中に悪化。仙台市内の整骨院で治療を受けた。

 ◆星野 仙一(ほしの・せんいち)1947年(昭22)1月22日、岡山県生まれの67歳。倉敷商から明大に進み、68年ドラフト1位で中日に入団。82年に引退するまで現役14年間の通算成績は500試合で146勝121敗34セーブ、防御率3・60。74年に沢村賞、75年に最高勝率のタイトルを獲得した。87~01年に中日、02~03年阪神監督。08年北京五輪日本代表監督を務め、11年から楽天監督。昨年、楽天を球団初のリーグ優勝と日本一に導いた。

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2014年5月27日のニュース