貧打のメッツ投手陣…「打者・松坂」が“先発後押し”も

[ 2014年5月27日 08:37 ]

<メッツ・ダイヤモンドバックス>ダブルヘッダー第2試合の2回、左前に適時打を放つメッツ・松坂
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ナ・リーグ メッツ4―2ダイヤモンドバックス

(5月25日 ニューヨーク)
 今春、メッツ投手陣は、その「貧打」が注目された。開幕からチーム40試合目となる5月15日のヤンキース戦でデグロムが安打するまで、大リーグワーストの64打数無安打。1914年にブラウンズ(現オリオールズ)が樹立した開幕から45打数無安打の記録を、100年ぶりに塗り替えた。

 先発ローテーション入りを狙う松坂には、打撃も大きなアピールポイントだ。横浜高では、甲子園で春夏通算打率.340、1本塁打。西武時代の00年8月7日オリックス戦(神戸)では9回2死満塁で代打起用され、2点中前打。レッドソックス時代に先発した、ロッキーズとの07年ワールドシリーズ第3戦でも2点左前打を放った。

 メ軍入り後は「打撃ができるから、ナ・リーグはいいですね」と常々話す。今春キャンプで投手が行う打撃練習では、松坂だけケース打撃が行われた。「打者・松坂」が「先発・松坂」を後押しする可能性は十分ある。

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2014年5月27日のニュース