オリックス 9回同点も…平野佳で痛恨サヨナラ負け

[ 2014年5月27日 05:30 ]

<D・オ>10回、サヨナラ打を浴び、肩を落としてベンチへ引き揚げる平野佳

交流戦 オリックス4―5DeNA

(5月26日 横浜)
 痛恨だった。オリックスは9回に原拓の同点打で延長戦に突入したものの、10回、平野佳が金城にサヨナラ打を浴びて、開幕戦だった3月28日の日本ハム戦以来となる今季2度目のサヨナラ負け。逆転勝ちの流れをつかみかけていただけに、痛い黒星となった。

 それでも、森脇監督は「みんなベストを尽くしてくれた。最終的には負けたが、チームは確実に前に進んでいる」と責めなかった。

 雨に笑い、雨に泣いた。9回は筒香の落球から同点まで持ち込んだが、ぬかるんだマウンドに泣いたのが今季初黒星となった平野佳だ。「向こうも一緒なので」と言い訳にはしなかったが、「(土が付いて)スパイクの歯が見えなくなるぐらい、ぬかるんでいた。歯が(土を)かんでいる感じがしなかった」と、自慢の直球が140キロ台前半まで落ちるほど、力が伝わらなかった。

 連勝は3で止まったが、指揮官は「28日には切り替えて、名古屋で全力で戦う。発奮するには十分なゲームだ」とチームに呼び掛けた。痛恨だったが、チームが傾く黒星ではない。再び連勝街道へと発進するために、28日からの中日戦は重要になる。

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2014年5月27日のニュース