呉昇桓は「問題なし」 “疑惑”2ステップにNPB幹部が見解

[ 2014年3月6日 05:54 ]

<ソ・神>7回に登板し、ソフトバンクファンが持つジェット風船が揺れる中、マウンドで投球する呉昇桓

オープン戦 阪神0―6ソフトバンク

(3月5日 ヤフオクD)
 阪神の呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)の反則投球の疑い、いわゆる「2ステップ問題」で、日本野球機構(NPB)の井野修・審判技術委員長兼野球規則委員(59)は5日、ヤフオクドームで視察し、「今日の投球では全く問題がなかった」との見解を示した。

 井野委員長は「開幕前までのしかるべき時期にコミッショナー事務局で何らかの結論を公表させていただく」と話した。

 呉昇桓のフォームについては2月9日、沖縄・宜野座キャンプでの投球練習を見た審判団が、踏み出す左足が2度地面に着くこともある「2ステップ」で反則投球となる疑いを示していた。

 井野委員長は「間違ってとらえられては困る。問題は2段モーションではない。いかにスムーズなフォームで投げられているかという点です」と話した。

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2014年3月6日のニュース