伊東監督 苦戦も松井裕攻略に手がかり「対応はできる」

[ 2014年3月6日 07:05 ]

<楽・ロ>5回1死、松井裕の前に空振り三振の大嶺翔

オープン戦 ロッテ2―5楽天

(3月5日 倉敷)
 ロッテは右打者を9人並べたが、大物ルーキーの前にお手上げ状態だ。2三振を喫した大嶺翔は、第2打席に124キロのスライダーがホームベース手前でワンバウンドする明らかなボール球を空振り。

 「左投手のあんな軌道は見たことがないのでビックリした。球が消えました」と表現した。また、初回に直球を右前に運んだ清田は「どの球種も全部同じ腕の振り。めちゃくちゃ腕を振ってくるので、身長は低いのに迫力があった」。5回にチェンジアップで空振り三振した荻野貴も「腕の振りにだまされてチェンジアップにタイミングが合わなかった。あれはやっかいな球」と驚き交じりに振り返った。

 選手とは対照的に、伊東監督は攻略の手がかりをつかんだ様子だ。「低めの変化球を我慢すれば、何とか対応はできる。カウント球の真っすぐとか、追い込まれる前に仕掛けないと。チェンジアップもそんなに怖い球じゃない」。今後は、先手必勝で宝刀のスライダーを封じ込める考えだ。

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2014年3月6日のニュース