阪神「天地会」熱望!われら以来の日本一 “掛布効果”にも期待

[ 2014年1月17日 11:17 ]

天地会で乾杯する(左から)木戸GM補佐、真弓氏、吉田氏、岡田氏、山脇コーチ、八木コーチ

 1985年の日本一と87年の最下位で天国と地獄を味わった阪神関係者が集う「天地会」の親睦会が16日夜に有馬温泉の料理旅館「四季の彩 旅籠」で開かれ、当時の監督で同会会長を務める吉田義男氏(80=野球評論家)が29年ぶり日本一達成を熱望した。

 「あの日本一からもう30年近くたつ。30年と言えば、ひと昔ふた昔前のこと。みんな歳を取って還暦も近くなった。仲間が集まると当時の思い出話になる。タイガースが頑張ってくれないと、この会も風化してしまう」。所用で不参加だった和田監督へ激励を送った。

 今季のチームに関しては「若手が増えてきた。藤浪くんを筆頭に若手の台頭が鍵を握る。軸になる抑え投手と4番候補は入ったから、若手の生え抜きに頑張ってほしい」と期待感を持って分析。日本一メンバーの一人、掛布DCが昨秋から選手指導に携わるようにもなり、「(役職が)少し中途半端な気もするが、活性化につながる。我々仲間もファンも期待している」と“掛布効果”を確信していた。

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2014年1月17日のニュース