巨人、松井氏に監督就任正式要請!渡辺会長&長嶋氏らと面談

[ 2014年1月17日 05:30 ]

巨人から将来的な監督就任を正式要請された松井氏

 巨人は16日、都内のホテルでスタッフ会議を開き、巨人OBの松井秀喜氏(39)の宮崎キャンプ(2月1~13日)の臨時コーチ就任を正式発表。白石興二郎オーナー(67)は、今月10日に渡辺恒雄球団会長(87)、長嶋茂雄終身名誉監督(77)を交えた4者面談で、松井氏に将来的な監督就任を正式要請したことを明かした。

 約1時間半のスタッフ会議を終えた白石オーナーは、10日に親会社の読売新聞東京本社で会ったことを明かした。渡辺会長に加え、恩師の長嶋終身名誉監督も交えた4者面談。その内容は将来の監督就任要請だった。

 「我々の気持ちは既に伝えてある通り。“巨人は両手を開いて待っているよ”ということは、私からも、渡辺(会長)からも言っておきました。ゆくゆくは監督として巨人軍を率いてくれることを切望しているわけだけれども、その気持ちに変化はありません」

 これまでも原監督の後継候補であることを明言してきたが、新年のあいさつを兼ねた場であらためて「球団の総意」を伝えた。白石オーナーは「松井君自身の判断だし、家族のつながりとか、そういうことも含めて将来の人生設計をどういうふうに考えるかで違う」と配慮を示したものの、レールは敷かれた。原監督は昨シーズン後に新たに2年契約を結んだ。第2次政権は、15年シーズンで節目の10年目を迎える。松井氏のコーチ入閣など、スムーズな監督への移行期間も視野に入れた上で、早ければ16年にも松井監督誕生となる。

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