「オリックス山崎」29日にも誕生へ 森脇監督が交渉電撃参加も

[ 2013年11月27日 05:30 ]

29日にオリックスと2度目の交渉を行う山崎

 オリックスが26日、ソフトバンクからFA宣言した山崎勝己捕手(31)と、29日に福岡市内で2回目の交渉を行うと発表した。

 18日の1回目の交渉では、ソフトバンクが下交渉で提示した3年総額1億5000万円(金額は推定)と同等以上の条件を提示。その際に山崎は「地元でもあり、お話を頂いてありがとうございます。前向きに検討させてもらいます」と話し、条件に満足していた。29日の交渉で細部を詰め、問題なければ「オリックス山崎」の誕生となりそうだ。

 山崎は報徳学園から00年ドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。これまでは控えが多かったものの、杉内(巨人)や和田(オリオールズからFA)らとコンビを組み、通算637試合に出場している経験豊富な捕手だ。オリックスは今季、高卒6年目の伊藤を正捕手に据えて戦ったが、捕手強化のために山崎に白羽の矢を立ててFA交渉しており、正式発表も秒読みとなった。

 交渉には瀬戸山球団本部長らの出席が予定されているが、29日は球団公式行事がないため、森脇監督の電撃参加の可能性も浮上してきた。西武からFA宣言した片岡の獲得は失敗に終わりそうだが、補強戦線も着々と進行している。

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2013年11月27日のニュース