星野監督 地元ファンに日本一誓う「腹の底から喜べません」

[ 2013年10月4日 06:00 ]

<楽・ロ>加藤コミッショナー(右)からペナントを受け取る星野監督

 【楽天・星野監督あいさつ要旨】

 本当はきょうここでみんなの前で胴上げを見せたかった。マジックが出て以来、緊張で硬くなるんじゃなかろうかと心配していたが、ややすんなりとああいう形になり、優しくから強さをプラスした選手でした。震災以来、選手は何かを背負って戦って参りました。少しでも皆さんの勇気になれば、癒やしになればという思いでこの一年間、選手は必死になって皆さんとともに戦いました。その結果、皆さんの心に9年間の悔しい思いを一気に吹っ飛ばしてくれたのがこの選手たちです。まだまだ力は足りません。でも心が一つになれば、前に向いていけば必ず成し遂げられる。まだまだクライマックス(シリーズ)があります。腹の底から喜べません。日本シリーズに勝ってまたみんなと会いたい。来シーズンもこのようなセレモニーが起きる、そう信じてクライマックス、日本シリーズを戦って参ろうと思います。しっかりと叱咤(しった)激励してください。

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2013年10月4日のニュース