戦力外の中日・川上にDeNAら複数球団興味

[ 2013年10月4日 06:00 ]

中日を戦力外となった川上

 プロ野球は3日、中日、DeNA、日本ハム、ロッテの4球団が戦力外となった選手を発表した。中日は川上憲伸投手(38)、日本ハムは二岡智宏内野手(37)と来季の契約を結ばないことを通告した。

 中日・川上は「来年も現役で、ここで続けるつもりだったので、どちらかというとショック。年齢的なこともあるけど、野球しかない」と来季の現役続行を強く希望した。球団によると引退試合やコーチ就任を打診したが、川上が申し出を辞退した。今季、右肩痛で出遅れた右腕は8月22日の広島戦(ナゴヤドーム)で初登板し勝利を挙げたが、その後は白星がなく、5試合で1勝1敗、防御率3・21の成績で、先月25日に出場選手登録を外れていた。西脇紀人編成担当は「チームがこういう状況なので、来季は若返りを図らないといけない」と説明。日米通算124勝右腕の獲得には、DeNAをはじめ複数球団が動くとみられる。

 ▼楽天・星野監督 電話があって、“(現役は)もういいんじゃないか”と言ったら、“今後のことも含めて迷っています”と話していた。肩さえ悪くなければ馬力はあるから。

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2013年10月4日のニュース