レイズ　ポストシーズン男がＶ弾！１１年以降トップ９本塁打目

＜インディアンス・レイズ＞３回、決勝点となる先制ソロを放ったヤングはナインに迎えられる

ア・リーグ　ワイルドカードゲーム レイズ４―０インディアンス

（10月2日 クリーブランド）
　攻守に安定した試合運びでレイズが地区シリーズ進出を決めた。勢いづけたのはポストシーズン男のヤングだ。３回に左中間へ先制ソロ。この試合で１００マイル（約１６１キロ）を計測した新人右腕サラザールの直球を捉え「しっかり叩けた。ここで負けるわけにはいかない」と振り返った。

　０９年から５年連続でポストシーズンに出場し、１１年以降では全球団トップとなる９本塁打目。タイガースでプレーした昨季はア・リーグ優勝決定シリーズでＭＶＰを獲得するなど大舞台になるほど勝負強さを発揮する。０３年ドラフトの全体１位指名で０７年までデビルレイズ（現レイズ）でプレー。今季途中にフィリーズから古巣に復帰した２８歳が流れをつくり、レンジャーズとの決定戦に続く一発勝負を制した。ジョー・マドン監督は「厳しい試合ばかりだったが、選手たちを誇りに思う」と話した。