アドバイザーで調査に参加の桑田氏「野球界は反省を」 

[ 2013年6月25日 17:28 ]

第三者委員会の特別アドバイザーに起用され、記者団の質問に答える桑田真澄氏

 プロ野球の統一球を飛びやすく変更しながら公表していなかった問題で、調査と検証のための第三者委員会に特別アドバイザーとして加わる元巨人の桑田真澄氏(45)が25日、東京都内で記者会見し「ファンをがっかりさせたことを、野球界は反省しなければならない」と訴えた。

 桑田氏は2011年に導入された統一球について「われわれの時代は(球が)何種類もあった。同じ条件でプレーするのは素晴らしいこと」と評価した上で、日本野球機構(NPB)の対応が批判を招いていることに関して「こういうことになったのは残念。組織はどうあるべきかを考えないと」と指摘した。

 桑田氏は現役引退後の09年から早稲田大大学院の1年制コースでスポーツビジネスを学んだ。大阪市立桜宮高の体罰問題では、体罰撲滅を訴える発言で注目を集めた。

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2013年6月25日のニュース