中田 “御礼”18号 球宴ファン投票外野手部門2位

[ 2013年6月25日 06:00 ]

<ロ・日>初回2死一塁、中田は左中間に先制2ランを放つ

パ・リーグ 日本ハム5―3ロッテ

(6月24日 QVCマリン)
 日本ハム・中田が「御礼弾」を放った。初回2死一塁。同じ89年生まれの藤岡の直球を左中間席へ。「直球だけに絞って、きっちり自分のスイングができました」と満足げに振り返った。

 この日は球宴ファン投票の結果が発表され、外野手部門2位で3年連続3度目の出場を決めた。18号先制2ランで自ら花を添え、「ファンの皆さんのおかげで選んでもらった。それに恥じないプレーをシーズンでもしていきたい」。フルスイングが持ち味の主砲も、まだ球宴での本塁打はない。それだけに「盛り上がる意味でも狙っていきたい」と堂々宣言した。

 同僚のアブレイユが3回に18号ソロを放ち、再びキング争いでは追いつかれた。それでも、プロ入り後は昨季の24本塁打が自己最多。このペースで量産すると、今季は41本に届く計算だ。

 自らの一発で打線に勢いを付け、首位ロッテに勝ち越した。「きょうで満足しているわけではない。最下位なので何とか1試合でも勝って、上に行きたいと思って選手はやっている」。その言葉にも成長の跡を示した。

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2013年6月25日のニュース