左膝痛で離脱の福留 DHより右翼での復活最優先

[ 2013年5月10日 10:00 ]

 阪神・黒田ヘッドコーチが9日、左膝痛のため出場選手登録抹消となった福留について、交流戦でのDH起用を視野に入れながらも、右翼手としての完全復活を最優先させる意向を明かした。

 「DHはないだろうけど最悪の場合はね。戻るならレギュラーやから、代打は考えてない。しっかり治してもらわないと」。同コーチが強調したのは、鉄壁の外野守備に対する高い信頼感だった。打率1割台に低迷するとはいえ、20打点を挙げる勝負強さも捨てがたい。そこでDHでの復帰案も浮上するが、前日8日の巨人戦では代役の伊藤隼が拙守。福留の守備力の高さがあらためてクローズアップされた。

 「10日間で戻ってこられたらいいけど、5日間は治療に専念する」と同コーチ。10日から甲子園でリハビリを開始し、最短復帰となる18日のソフトバンク戦(甲子園)を目指していく。

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2013年5月10日のニュース