吉見、右肘3度目手術へ 今季絶望の可能性も

[ 2013年5月10日 06:00 ]

右肘の手術を受ける可能性が高まった吉見

 最下位中日をさらなるショックが襲った。出場選手登録を抹消されている吉見一起投手(28、写真)が右肘の手術を受ける方向性であることが9日、判明。最悪の場合、今季中の復帰が絶望となる可能性も出てきた。

 吉見は7日のヤクルト戦(神宮)中に右肘に異変を訴え、緊急降板。8日に名古屋市内の病院で精密検査を受けた。詳細は不明ながら「肘の内側の方に異常がある。筋肉の付着部に異常があるようだ」と永田トレーナー。現段階ですでに手術の必要性が検討されているが、13日に横浜で再検査を受け、複数の見解を聞いたうえで方向性を決めることとなった。

 吉見は過去2度、右肘にメスを入れ、昨年9月にも肘頭骨棘(こっきょく)を骨折。手術となれば、状態が心配される。高木監督は「前(昨年9月)とは違う場所らしい。少し休んで治るというわけにはいかない」と厳しい表情だった。

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2013年5月10日のニュース