新井兄弟で6打点!兄・貴浩「喜んでもらえる試合がしたい」

[ 2013年5月4日 07:58 ]

<神・ヤ>3回1死満塁、新井が右中間に走者一掃の3点適時二塁打を放つ

セ・リーグ 阪神14-3ヤクルト

(5月3日 甲子園)
 阪神は新井兄弟で計6打点をたたき出した。まずは今季初めて5番に入った弟の良太だ。6―1とリードを広げた2回無死一、三塁から中犠飛。「最低限の仕事ができました。5番? 早く打順が回ってくるくらいですね」。4回1死一、三塁からは中前タイムリーを放ち、今季初の先発全員安打をマークした。

 弟以上に兄・貴浩のバットが火を噴いた。7番に「降格」した形となったが「どんどん初球から振っていこうと思いました」と7―1となった2回1死一、二塁で初球のシンカーをとらえて左前適時打。石川とは通算59試合目の対戦で最多得点となる8点目を叩き出し、マウンドから引きずり降ろした。

 3回1死満塁では右中間に運ぶ走者一掃の適時二塁打で計4打点。「満塁? 四球のランナーでしたし、ピッチャーはストライクのほしいところだったので、どんどん振っていこうと思いました。手応えはすごくよかった」。6回には右前打し今季2度目の猛打賞も記録した。

 「ゴールデンウイークも(残り)少なくなってきましたが、満員のお客さんに喜んでもらえる試合がしたい」。背番号25がさらなる活躍での勝利を、お立ち台で宣言した。

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