野球、ソフトが統合団体　「ＷＢＳＣ」１４日に誕生

１３日から行われるＩＢＡＦ総会に向け、参加者の受け付け対応に追われるスタッフ

　国際野球連盟（ＩＢＡＦ）は１３日から東京都内で一連の会議を開き、１４日の総会では２０２０年夏季五輪で実施競技復帰を目指すためにソフトボールとの統合団体「世界野球ソフトボール連盟（ＷＢＳＣ）」を発足させる。１２日はフラッカリ会長が来日するなど、出席者が続々と会場のホテルに到着した。

　五輪復帰へＩＢＡＦは試合時間短縮のため、ソフトボールと同じ７回制を検討している。同会長は「バレーボールのように（五輪で）より魅力的な競技になるために話し合っており、７回制もその一つ。１４日の記者会見で説明する」と話した。

　総会ではＷＢＳＣの規約を承認し、新しいロゴも決定。採用候補を絞り込む５月下旬の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）理事会へ向けたキャンペーン方法も討議する。