レッドソックス本拠チケット連続完敗820試合で止まる

[ 2013年4月12日 06:00 ]

10日のレッドソックス―オリオールズ戦で、スタンドにまばらに座るファン。レッドソックスが2003年5月15日から続けていた本拠地フェンウェイ・パークでのチケット連続完売記録が途切れた

 レッドソックスが03年5月15日から続けていた本拠地フェンウェイ・パークでのチケット連続完売記録が、今季本拠地開幕2試合目となる10日(日本時間11日)のオリオールズ戦で途切れた。ナイター開催時の収容人員は3万7493人だが、同日は3万862人だった。

 ジョン・ヘンリー・オーナーは「驚異的な一時代が終わった」と表現した。レギュラーシーズン794試合と、ポストシーズンを含めた820試合の連続完売。NBAのトレイルブレイザーズが1977~95年に記録した744試合(ポストシーズン含め814試合)を上回る、米四大プロスポーツ最長記録だった。

 04年に86年ぶりのワールドシリーズ制覇。松坂(インディアンス傘下3A)が加入した07年も頂点に立った。だが、昨季まで3年連続でプレーオフ進出を逃し、昨季は20年ぶりのア・リーグ東地区最下位。次々と主力選手が放出され、選手と対立したボビー・バレンタイン監督も解任。チームは崩壊した。

 今季は5勝3敗で首位と好スタート。ベン・チェリントンGMは「チームが正しい方向に進み、勝っていくことがファンの信頼回復につながる」と再生を誓った。

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2013年4月12日のニュース