大谷 5・19交流戦巨人戦で投手デビューも

[ 2013年4月12日 07:56 ]

イースタン・ロッテ戦の1回無死二塁、高浜に四球を与えた大谷(左)は捕手・近藤から声をかけられる

イースタン 日本ハム1-6ロッテ

(4月11日 QVCマリン)
 東京ドームでの試合を控えた日本ハムの栗山監督は、CS放送で、大谷の投球をチェックしていた。

 2軍とはいえ、プロでの初先発マウンド。登板後に、東京ドームに合流した大谷から4回3失点の報告を受け、「ちゃんと投げろって今しかったよ」と冗談めかした上で「俺の中ではうまく抑えるよりも、いろんな課題がはっきりした方がいいと思っていた」と前向きに捉えた。具体的には「長い回数を投げようとしすぎて、腕の振りがゆるんでボール自体が変わってしまっていた」と先発としてのペース配分を課題の一つとして挙げた。

 球団では、当初から5月中の1軍登板を目標に調整を進めている。今後について栗山監督は「球数を徐々に増やして100球ぐらいは投げられるようにしないと」として、次回登板21日も2軍のイースタン・リーグ楽天戦(鎌ケ谷)で投げさせる方針を示した。

 注目の1軍デビューについて球団幹部は、先発陣の調子次第とした上で「投げるならダルと同じで先発でしょう。最初はやっぱり本拠地がいいのでは」とした。札幌ドームでのデビューとなれば、早ければ5月8日からの楽天2連戦。同19日からの巨人との交流戦で1軍初マウンドの可能性も出てきた。

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2013年4月12日のニュース