DeNA 巨人とドロー 心配な新守護神候補炎上

[ 2013年3月21日 16:32 ]

9回DeNA2死三塁、荒波が中越えに同点二塁打を放つ

オープン戦 DeNA5―5巨人

(3月21日 横浜)
 DeNAが昨季4勝17敗1引き分けと、歯が立たなかった巨人にオープン戦初顔合わせで引き分けた。

 オープン戦とはいえ「今年のウチは違うということを見せたい」と意気込んだ中畑監督の思いが選手に伝わったかのように、6回まで無安打だった打線は、7回にブランコの左中間への適時二塁打で同点とすると、さらに走者をためて7番荒波がオープン戦3本目となる3点本塁打で逆転した。

 9回は新守護神候補、中日から移籍のソーサが締めるはずだったが、これが誤算。ロペスに本塁打を浴びると、さらに連打でピンチを招き、大田の2点適時打で逆転を許した。期待の抑え候補の炎上は開幕直前に心配の種となった。

 粘りを見せてその裏、荒波の同点二塁打で引き分けに持ち込んだが、勝てる試合だっただけに、決して喜べる結果ではないはず。開幕2カード目で激突する両チーム。5年連続最下位からの脱出へベイスターズにとっては、オープン戦とはいえ、こてんぱんにやられた相手だけに勝っておきたかった一戦だった。

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