最強守護神“バナナマン”ロドニーが締めた

＜ドミニカ・プエルトリコ＞バナナを手に歓喜のロドニー

ＷＢＣ決勝 ドミニカ共和国３－０プエルトリコ

（3月19日 サンフランシスコ）
　ドミニカ共和国の優勝の原動力となったのは堅固な中継ぎ投手陣だ。大リーグ各球団のクローザー、セットアッパーが居並び、この日も６回から４投手で無失点リレー。１０日、プエルトリコ戦の５回以降、中継ぎ投手は２５回２／３を連続無失点で終えた。

　最終回を締めた守護神・ロドニーは全８試合に登板し７セーブ。「バナナのおかげさ。バナナを食べているから世界一になれたんだ」と笑った。母国ではバナナ料理が有名。オランダとの準決勝を前に実家からバナナを空輸してもらい、「ラッキーアイテム」とポケットに入れて験を担いだ。過去２大会では韓国・朴賛浩、ベネズエラ・ロドリゲスの３セーブが最多だったが、これも大幅に塗り替えた。