山本昌 “自己最速”138キロ出た!1250球投げ込み成果

[ 2013年3月4日 06:00 ]

<中・広>先発し2回を1安打無失点に抑えた中日・山本昌

オープン戦 中日2―4広島

(3月3日 ナゴヤD)
 恐るべき47歳だ。球界最年長の山本昌が広島戦の先発として実戦初登板。直球は「この時期の自己最速だよね」という138キロをマークし、プロ30年目でなお進化している姿を見せつけた。

 初回先頭の下水流を136キロの内角真っすぐで見逃しの三振に仕留めると、続く菊池への5球目に最速を計測。その後も直球を軸に2回を1安打無失点に抑え、貫禄十分の船出となった。

 「138キロはおまけだけど、手の振りとか体はできている。全部の球種でストライクを取れたのは良かったね」

 球威アップを目指し、やや左肘の位置を高くした新フォームの仕上がりも上々。キャンプで1250球を投げ込んできた手応えをつかんだ様子で、高木監督も開幕ローテ入りについて「もう十分。今の投手陣全体の状況ならね」と確定印をつけていた。

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2013年3月4日のニュース