日本育ちの中国代表 キューバ相手に代打で内野安打

[ 2013年3月4日 19:37 ]

<キューバ・中国>7回2死、遊撃内野安打を放ち、一塁に駆け込む岡村

WBC1次ラウンドA組 中国0-12キューバ

(3月4日 ヤフオクD)
 12点差を追う7回。コールド負けまであと1人と追い込まれた場面で、中国は代打で青森山田出身の19歳・岡村秀を送り込んだ。

 1ボール2ストライクと追い込まれながら、4球目の外角の直球をコンパクトに振りぬくと打球は三遊間の一番深いところへ飛び内野安打に。「やっとこの舞台で1本打てた。ほっとした気持ちと、次にうれしい気持ちが出てきた」。後続が絶たれたものの、チームが3安打に抑えられる中で気を吐いた。

 岡村は日本で生まれ育ったが、母親が中国出身のため代表資格を得た。球場には応援の横断幕もかけられ声援が送られる中、代打起用に応えた。

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2013年3月4日のニュース