プロ野球若手の意識調査 「引退後に不安」71・5%

[ 2013年1月28日 19:03 ]

 日本野球機構(NPB)は28日、若手選手を中心に行ったセカンドキャリアについてのアンケート結果を発表した。引退後に不安を感じている選手の割合は71・5%で、調査開始から6年連続で70%以上となった。

 回答した選手の平均年齢は23・7歳。進路希望では「飲食店開業」が17・8%で初めてトップになった。ただ、前回まで1位だった「高校野球指導者」の選択肢が「教員資格を取り野球指導」に代わっており、NPBは「表現に戸惑いがあったのかもしれない。従来通りなら(高校指導者が)1位では」としている。

 調査の時点では、元プロ選手が高校の指導者になるには教諭の経験が必要だった。日本高野連が今月、条件を緩和する姿勢を示したため、今後は教員資格がなくても指導できるようになる。

続きを表示

2013年1月28日のニュース