微増に「だいぶショック」の糸井 代理人伴い2度目交渉も越年へ

[ 2012年12月22日 06:00 ]

代理人交渉をスタートさせて越年が確定した日本ハム・糸井は神妙な面持ち

 日本ハム・糸井が札幌市内の球団事務所で初めて代理人を伴い、2度目の契約更改交渉を行った。前回交渉で1000万円増の年俸2億円を保留。今回は代理人の吉田朋弁護士(38)が査定の方法、提示内容を確認しただけに終わった。次回交渉は年明けとなり、越年が確定した。

 糸井は「(代理人交渉は)WBCもあるので練習に集中したい」と説明。主軸として打率・304、9本塁打、48打点の成績をマークし、リーグ優勝に貢献。しかし、打撃3部門で昨季より数字が落ちているとして微増にとどまったことに吉田弁護士は「成績の評価について(糸井)本人はだいぶショックのようなので。期限を設けず納得ができるまで話し合っていく」と長期戦を示唆した。一方、島田利正球団代表は「球団としてはしっかり評価している。それ(提示額)は変えられない。平行線をたどるでしょうね」と話した。

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2012年12月22日のニュース