G・G・佐藤 GGS48で地元に恩返し「一度は死んだ身」

[ 2012年12月20日 06:00 ]

ロッテ入団会見を終えたG・G・佐藤はQVCマリンに立ち「キモティー!!」

 ロッテの入団テストに合格した元西武のG・G・佐藤が、QVCマリンで入団会見を行った。背番号48に決定し、年俸1000万円ながら300万円を使い、本拠の年間シートを購入するプランを明かした。

 名付けて「GGS(GGシート)48」だ。千葉県市川市出身の苦労人は「東日本大震災が起きた時は西武を戦力外になってできなかった。地元への恩返しの意味を込めてファンの方に還元したい」と説明。バックネット裏にある1席30万円のSS席を10席確保。昨年3月の東日本大震災で被災した千葉県内に住む子供たちを中心に招待することを考えている。

 ロッテではサブロー、唐川、渡辺俊、成瀬らが年間シートを自腹で購入し、ファンサービスに努めているが、年俸の3割をつぎ込む大盤振る舞いに周囲から心配の声も上がっている。それでもG・G・佐藤は「48席用意したかったけど無理。10席がギリギリ」と笑った。8月までイタリア・ボローニャでプレーし引退も覚悟した。「一度は死んだ身。カムバック賞を獲れれば格好いい」。2年ぶりの日本復帰。お立ち台で「キモティ~」の決めぜりふを叫ぶことを思い浮かべていた。

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2012年12月20日のニュース