後藤 イチロー弟子入り志願へ 輝きを再び「見て盗む」

[ 2012年12月20日 06:00 ]

 極意を盗む! オリックスの後藤光尊内野手(34)が19日、首位打者獲得へ、イチローに弟子入りする考えを明かした。今季は古傷の左膝の影響などで131試合の出場にとどまり打率・242と低迷した。来季、打率、安打数でタイトル獲得を目指す背番号1はイチローからすべてを吸収することを決めた。

 「体がしっかり準備できれば、お願いしようと思っています」

 見るものすべてが勉強になる。実現すれば、10年オフ以来2年ぶりの合同自主トレ。そのかいあって11年シーズンは、パ・リーグ歴代5位となる26試合連続安打を記録。イチローの23試合連続安打を超えた“効果”はテキメンだった。

 今月13日の契約更改時、来季目標に打率、安打数でのタイトル獲得を掲げた。球団では00年のイチローを最後に首位打者獲得者はいない。「プラス思考の方とコミュニケーションを取ることでモチベーションも上がる。一緒に練習できる時間を共有したい。見て盗む。それしかない」。本家に負けない天性のバットコントロール復活を目指す。

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2012年12月20日のニュース