広島・野村 「やられた」ブランコへのリベンジ誓う

[ 2012年12月16日 06:00 ]

少年野球チームの投手にアドバイスする広島・野村

 広島・野村が15日、広島市内であった野球教室に参加し、中日からDeNAに移籍したブランコ斬りを誓った。DeNA戦は7試合で4勝2敗、防御率1・13と好相性を誇ったが、ブランコには4打数3安打3本塁打。天敵封じが自身とチームの成績に直結するだけに、リベンジは不可欠だ。

 「やられたという印象はある。打たれたのは全部甘い球ですけどね」

 すべてソロだが、5月12日に本拠地で2発、9月4日には敵地でも被弾した。ただ、負けん気の強い右腕らしく「状態のいい時には対戦していないので」とし、制球を間違えなければ…という自信を言外ににおわせた。

 「投げる時には出てくると思うので、同じようなことは許されない」。チームはブランコに中日在籍4年間で打率・327、18発と打たれた。来季浮上と天敵斬りは絡み合う。まずは新人王が意地を見せる。

続きを表示

2012年12月16日のニュース