浩二監督 キューバ戦は「1人49球以内」スペシャル継投

[ 2012年12月16日 08:31 ]

名球会ゴルフで10番、第2打へ向かう山本監督(左)と東尾コーチ

 侍ジャパンの山本監督が、1次ラウンド最終戦となる来年3月6日のキューバ戦(ヤフードーム)で、球数規定を意識した「49球以内」のスペシャル継投で乗り切る構想を披露した。「連勝で予選突破が決まっている状況ならば、キューバ戦は球数(規定)を意識して細かくつなぐ可能性は強い」と語った。

 今大会の1次ラウンドは65球の球数制限があると同時に、50球以上投げた場合は中4日空けることが義務づけられ、30~49球であれば中1日で済む。キューバ戦の先発が有力な内海(巨人)をはじめ、登板した投手が全員50球未満ならば8日の2次ラウンド(東京ドーム)初戦から全投手がスタンバイできる。また、1次ラウンドで多くの投手を慣れさせる狙いもある。

 キューバとは2次ラウンドでも対決が予想されるだけに、もちろん、負けるわけにはいかない。それでも指揮官は「2次ラウンドが勝負。韓国、キューバだけでなく、台湾も投手陣が素晴らしい」と先を見据える。内海のスクランブル起用も含め、投手陣の力を結集させ、勝負の2次ラウンドに臨む。

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