藤浪 大谷との再戦意識しない「シーズンへ調整するだけ」

[ 2012年12月16日 13:34 ]

室内練習場でキャッチボールをする藤浪

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が来春のオープン戦初戦に決まった2月23日の日本ハム戦(名護)について、冷静な反応を示した。センバツで対戦し、プロでもライバルとしてしのぎを削っていく大谷(花巻東)とプロ初対戦する可能性がある試合。「自分としては(対戦は)ないと思う。(1軍、2軍)どちらのキャンプに行っても自分の調整をするだけ。シーズンに向けて調整するだけです」と口にした。

 日本ハムの栗山監督は藤浪の登板を前提に、打者・大谷とマッチアップするプランを披露している。センバツでは大谷に本塁打を浴びている藤浪。「いいバッターですし、技術も持っている。対戦できる機会があれば、楽しみにしたいと思います」と話しつつ、その舞台は先だと見ていた。

 すでに統一球でのキャッチボール、投球練習を行うなど、プロへの準備を着実に整えている。「縫い目の山の高さが均一で投げやすい。変化球の安定という意味では自分に(統一球は)プラスに働くと思う」と手応えを口にした。

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2012年12月16日のニュース