藤浪を守る!トラッキー 来春キャンプから“親衛隊”志願

[ 2012年12月16日 13:39 ]

室内練習場でキャッチボールをする藤浪

 阪神マスコットキャラクターのトラッキーが15日、大阪市中央区の「ミズノ大阪店」で一日店長を務め、ドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)の“親衛隊”に名乗り。大フィーバーが予想される来春キャンプでの交通整理など、徹底サポートを約束した。

 タテジマに身を包んだ身長1メートル90の“大男”が身をていして1メートル97の藤浪を守る。何とも頼もしい“助っ人”はマスコットのトラッキーだ。

 「キャンプ、オープン戦からこちらからアピールして藤浪君に顔を覚えてもらえるように頑張ります! キャンプでは雑踏警備とかファンの方の列整理とかもチャンスがあれば積極的にやっていきたいです!」

 球団を通じて発表したコメントには、チームの“顔”としての自覚がにじんだ。藤浪は甲子園春夏連覇のスーパースター。キャンプ中もフィーバーが巻き起こるのは間違いない。そこで、救世主として登場するのがトラッキーだ。サインを求めてできる長蛇の列を整備するなど、藤浪の最前線に立って身を守る、いわば“藤浪親衛隊”。人気者のトラッキーがいれば、藤浪への注目度も一時的に二分される利点もある。

 この日、藤浪は大阪桐蔭グラウンドで練習。サポート役の登場を聞き、「(巨人の)ジャビットと乱闘しているところも見たことがありますし、心強いですね」と頼りにしている様子だった。

続きを表示

2012年12月16日のニュース