雄平「奇跡」執念のプロ初V打点!4位・広島に3差だ

[ 2012年9月17日 06:00 ]

<ヤ・D>ヒーローインタビューを終え、バンザイするヤクルト先発・七條(左)と雄平

セ・リーグ ヤクルト2-1DeNA

(9月16日 神宮)
 野手転向3年目のヤクルト・雄平がチームを3連勝に導いた。1―1の7回2死三塁から遊撃へ執念の内野安打。プロ初の勝利打点を挙げた。

 「逆方向に打てば何とかなると、全力で走った。20メートルダッシュなら(チーム一の俊足の)比屋根といい勝負なんです」。東北時代はダルビッシュ(レンジャーズ)の2年先輩で不動のエース。プロ7年間で18勝したが09年オフに投手を諦め、地道な努力でここまで来た。お立ち台は「投手の時以来だけど覚えてない。奇跡ですね」。伏兵が次々に活躍してCS進出を争う4位・広島に3ゲーム差をつけた。小川監督は「雄平は持ち味を生かしている。みんなで戦う姿勢が出ている」と振り返った。

 ▼ヤクルト・七條(7回1失点で今季2勝目)広島が負けていたので“勝ったらでかいな”と思ってた。勝ちがついて何より。チームに感謝したい。

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2012年9月17日のニュース