3年4安打3打点男が…大田 「人生変えてみろ」原監督ゲキで覚醒

[ 2012年9月2日 09:16 ]

<巨・D>2回1死二、三塁、先制の中適時打を放った巨人・大田はガッツポーズする(右は大西一塁コーチ)
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セ・リーグ 巨人9-1DeNA

(9月1日 東京D)
 今季初スタメンの巨人・大田が決勝打を含む3安打3打点の大当たり。松井秀喜(前レイズ)が背負った背番号55を与えられた大砲候補が、ようやく結果を残した。

 試合前。母校・東海大相模の後輩である大田に「人生変えてみろよ」と声を掛けた原監督は「彼が試合でこれだけはつらつと戦っている姿というのは私の中でも夢にまで見ていたところ。あれだけ振り込み、練習してきた。偶然ではないと思う」と目を細めた。

 守備では一塁、中堅、三塁と3ポジションを守った。試合に出られるのならどこでも守る。昨年までの3年間で4安打3打点だった男が、「ダメなら辞めるつもり」だった入団4年目にようやく覚醒した。

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