9針縫ったエース近藤“49番目”に感謝「くじ引いた主将のおかげ」

[ 2012年8月15日 16:56 ]

<秋田商―福井工大福井>初戦を突破し、笑顔を見せる秋田商先発の近藤(左)と2番手で登板した阿部

第94回全国高校野球選手権大会2回戦 秋田商8―3福井工大福井

(8月15日 甲子園)
 秋田商のエース近藤は6回3失点。秋田大会準決勝でバントした際、ボールとバットの間に右人さし指が挟まり、決勝後に9針縫った。本格的に投球を再開したのは5日の組み合わせ抽選会後。代表49校で最後の登場となったことで治す時間が得られたため「最後のくじを引いた主将のおかげ」とバッテリーを組む三浦健に感謝した。

 いまも黒ずんだかさぶたが残るものの投球に影響はなかったという。185センチの長身から力のある直球を投げ下ろして試合をつくった。「次はもっといい投球をして仲間を助けたい」と威勢が良かった。

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2012年8月15日のニュース